中国はQRコードで回っています。屋台からタクシーまで、ほぼすべての支払いがAlipay(支付宝)またはWeChat Pay(微信支付)。朗報は、2023年以降、どちらのアプリも外国人が海外発行のVisa・Mastercardを登録できるようになったことです。なお、American Express・Diners Club・Discover は、一部の外資系チェーンホテルを除き、中国ではほとんど使えません。
渡航前に設定しておく
- 自宅のアプリストアから Alipay(旅行者には一番簡単)をインストール。
- パスポートと電話番号で登録する。
- 「銀行カード」から海外のクレジット/デビットカードを追加する。
- ¥200未満の少額決済は通常手数料なし、それ以上は約3%が加算されます。
スクリーンショット付きの詳しい手順は、Trip.comのAlipayの使い方ガイド(英語)を参照してください。
WeChat Payの設定
WeChat(微信)はもともと中国のメッセージアプリとして誕生しました — いわば現地版WhatsAppで、チャットが今も中心機能です。誰もがこれでメッセージや通話、共有をします。支払い・タイムライン・ミニプログラムは後から追加され、今では「何でもできるスーパーアプリ」に。つまり、支払いのためだけでなく、ホテルやガイド、新しく出会った人と連絡を取り合うためにも使いたいアプリです。
- 自宅のアプリストアから WeChat(微信) をインストールし、電話番号で登録。
- 「マイ」→「サービス(ウォレット)」 を開き、案内に従って海外の銀行カード(Visa/Mastercard)を追加する。
- パスポート情報で本人確認を行う。
- あとはAlipayと同じように、QRコードをスキャンして支払えます。
ヒント: 作りたての新しいWeChatアカウントは、決済が解禁されるまで1〜2日「ウォームアップ」に時間がかかることがあり、ごく新しいアカウントには制限がかかる場合もあります。渡航前に設定し、できれば知人に友だち追加してもらうと、アカウントが「使い込まれている」状態に見えて安心です。
AlipayとWeChat Pay、
どちらを使う?
どちらも海外カードに対応し、ほぼどこでも使えます。正直な結論は、両方入れて、Alipayを主軸にです。
| Alipay(支付宝) | WeChat Pay(微信支付) | |
|---|---|---|
| 外国人向けの使いやすさ | ✅ 登録・カード連携が最もスムーズ | 使えるが設定はやや手間 |
| 英語対応 | 充実。旅行者向けハブもあり | まずまず。観光向けは弱め |
| 支払い以外 | 配車・地下鉄・翻訳・チケット(ミニプログラム) | メッセージ・SNS — 現地の人との連絡手段 |
| 海外カード手数料 | 約¥200未満は無料、超過分は約3% | ほぼ同じ |
| 使える範囲 | ほぼ全国 | ほぼ全国 |
メインの財布にはAlipayを — 最も外国人にやさしく、旅行ツールも一番充実しています。WeChat Payは予備として、また現地の人とのメッセージ用に追加を。両方持っておけば、片方のアプリやカードに不調があっても安心です。
現金はまだ必要?
少しは必要です。次のような場面に備えて、数百元を持っておきましょう:
- 地方の小さな商店
- スマホの電池切れなどの緊急時
法律上、店は今も現金を受け取る義務がありますが、お釣りの用意に手間取る店も多いです。
ヒント
- 電波が弱い場合に備え、支払い用QRはスクリーンショットを撮っておく。
- スマホは充電を切らさない — モバイルバッテリーは必携です。
- カードがブロックされないよう、中国へ行くことを事前に銀行へ伝えておきましょう。